一般質問 米高騰への対策は

令和7年6月議会 太田一般質問2のまとめ

令和7年4月の米5キロ平均単価が4,220円と1年前の2倍となっており不安が募ります。杉戸町は町の面積の約半近くが水田であるコメの産地です。この令和のコメ騒動について質問します。

 町としての働きかけは。

 国の指針に基づき食料米増産の目安を提示しています。

 学校給食への影響は。

 米の価格が2倍となっており、かなりの影響が生じています。そのため、物価高騰対策として、児童生徒1食あたり60円の補助の予算を上げています。

 アグリパークへの影響は。

 米の価格が2倍、販売量も1.5倍増となっております。

まとめ:JAみずほや生産者とのつながりと言うアグリパークの強みを活かし、杉戸町の主要農産物であるお米でお客さんと繋がる絶好のチャンスでもあるので、ただ売るだけでなく、首都近郊の産地から買うと言う安心感や意義を演出するなど、総合力を高める取組に期待します。

 日本人にとってお米は特別なもの。利益が出ないような状況でも、先人から受け継いだ田んぼを次世代に引き継ぐために、歯を食いしばって農家さんたちが耐えてきました。お米に限らず農業は国の礎であり、命の源です。今回の米不足で多くの人が農業の危機を肌で感じたのではないかと思います。杉戸町としても、首都圏に一番近い農産地として、また新規就農者を集める力がある町として、「やれることはやるべき」ではないかと考えます。できないというのとやれるのにやらないというのは違うことだと思います。

  私は、今まで農業についてあまり予算のかからない比較的簡単にできそうなことを提案してきました。これを機に、杉戸町も農業についてもう少し重く考えていただき、日本の未来に関わる農業と子どもに関する予算を増額していただくよう要望します。

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