地先管理に補助を まとめ R6.9

令和6年9月議会 一般質問のまとめ

 離農者の増加や農業従事者、地主の高齢化により、町道・あぜ道、水路沿いに雑草が繁茂している状況を多く確認しております。猛暑により除草作業は高齢者にとって極めて危険な行為となっています。しかし、農道・水路管理は地先管理とし、全てを農家等に押しつけているような気がします。これらの作業は無償奉仕です。ただでさえ高齢化となっている農業者は、もう既に体力的にも経営的にも限界です。このままでは、将来町が莫大な税金を毎年投入し管理することにりかねません。地先管理について質問します。

太田 現状と課題は。

 「地先管理ができないがどうしたらよいか」との問合せが増え、管理されていない場所もあります。農業だけでなく、洪水防止、自然環境など大切な役割に支障が生じる。

太田 農道や水路は官地である。最終的な責任は誰が負うのか。

 農道・水路は町有地であるので、最終的には町にある。職員による作業や業務委託で実施となる。

太田 今までは、地先管理・軒先管理と言うことで農家や地主が管理をしてきたが、維持できない状況にまでなってしまった。町がやると言っても莫大な金額がかかり不可能。補助金などはどうか?

 現在、多面的機能支払交付金の地域農業協同活動支援金制度を利用している団体が9つの団体が240ヘクタール、町農地の18%を管理している。地域の農家・地主・地域住民で構成され、時給800~1,000円程度の補助金(国50:県25:町25)が出る。これらをモデルに活動組織を増やしていきたい。

太田 町25%で100%の効果が得られるのであれば増やすべき。農協の班や行政区長を中心に団体を作っていけばよいのでは?

 地域コミュニティが希薄な現状ではなかなか難しい、集落を超えた広域な組織(土地改良区など)の方針案もあるので注視していく。

太田 農業は儲からないので農地面積を増やす傾向にあり、農地が増える分だけ、無給のただ働きの地先管理も増えていく。外部委託業者には高いお金を払い、先ほどの管理団体にも補助金が出る。しかし、農家だけはただ働きでやらせるのはおかしいではないか。農家にも少しで良いので町独自の補助金を付けてはどうか。

 農家には、畦畔除去整備や、農地の集積、などで農地を使いやすくしたりしていますので、ご理解を。

太田 少ない金額でも感謝の気持ちを示すことで、気持ちよく農家に除草してもらうというのが一つと、2つ目はその補助金の制度自体を町のPR材料として、新規就農者を杉戸町に呼び込む武器にするということで、低予算でできる一石二鳥の案だと思います。

 農道や水路は農家だけでなくみんなで守るという活動を広めていかなければならない、それができない場合、毎年、雑草と泥に莫大な町税を費やす未来が待っていることをご認識いただきたい。

コメント